Jリーグの歴史に刻まれた世紀の大誤審を語る
昨日(5月17日)はDAZNでJリーグ浦和レッズVS湘南ベルマーレ戦を観ました。
個人的には浦和レッズファンではありますが、正直なところオリベイラ監督になってからは魅力的なサッカーから少し程遠くなってしまったかなぁという印象があります。 オリベイラ監督になってからは、現地観戦することがめっきり少なくなりました。
この日も自宅でDAZN(ネット配信)を利用してのネット観戦。
試合の方は幸先よく、レッズが2点を先制!
Jリーグ初ゴールを決めたナバウト選手。
やっと決めてくれたかぁ~と嬉しかったですね。
怪我がありレッズではなかなか輝けていませんでしたが、この試合をキッカケに得点を量産してくれそうな予感を感じました。
なんたが今日のレッズは調子いいなぁ~と、まるで勝利が決まったかのように、意気揚々と観戦していました。
あと2~3点いけるんじゃない?っていうほどレッズペース。
·····がしかし、衝撃的なシーンが前半31分に起こります。
湘南ベルマーレの杉岡選手が鋭いシュートを放ち、右のポストに当たってゴールイン!
やられたっ!って思いましたね。
ですが、なぜか試合がそのまま続行されて、一気にレッズのカウンターが始まり、レッズの選手がゴール前までボールを運びます。ナバウト選手と湘南のGK秋元選手が接触し、ナバウト選手が足を痛めてプレー続行不可能に·····
この試合の主審を務めていた山本主審が杉岡選手のゴールをノーゴールと判定。
山本主審がゴールインしたのを確認できず、ノーゴール判定となったのです。まさに世紀の大誤審が起こった瞬間でもありました。
いやぁぁ、これまでJリーグの試合を何百試合と観てきましたが、こんな誤審に遭遇したのは初めてです。
映像を観れば確実にボールがゴールに入っているのを確認できるのですが、ピッチにいた山本主審は、角度的にゴールポストにはね返って出てきたと判断したのでしょう·····
明らかにレッズの選手は失点してうつむき加減の選手もいて、GKの西川選手も周りの選手を鼓舞しながら、ボールをセンターラインに向かって投げたように見えました。
それなのに試合は続行されてしまい、湘南の選手や監督までもが主審に詰め寄り、5分近く試合が中断。
観る側からしたら、これがノーゴールだと気分が冷めますね。
レッズファンからしたら、オフサイドなどてノーゴールとなるなら喜べるシーンではありますが、明らかにゴールに入っているのにノーゴールになるのは気持ちがいいものではありません。
レッズを応援している側からしても、湘南ベルマーレの選手が気の毒です。、
なぜ、副審が見ていないのか、審判団同士で確認をし合わないのか不思議な光景でした。もっとコミュニケーションとるべきでしょう。、
こらはもうVAR、もしくはゴールラインテクノロジーを導入するしかないでしょう。
ここまで誤審が続くと、さすがに主審の判断だけでは限界があります。
プロのサッカー選手は、1試合1試合が選手生命をかけた大事な試合でもあります。
結果を残せなければスタメンから外れ、結局そのまま契約更新もならず·····というギリギリのラインでプレーしている選手もいます。
審判の判断は選手生命にも関わることがあるのです。
限られたプレー時間で結果を残さないといけない選手にとっては、ちょっとした誤審であっても今後のサッカー人生を大きく変えてしまうキッカケにもなりかねません。
試合の方は、ロスタイムに湘南ベルマーレが逆転勝利。
まさに湘南の選手達の意地を見せられた結果でもありました。
ただ浦和選手達もサポータも複雑な心境であったと思います。あの誤審によってノーゴール判定となったことで、浦和の選手達にも少なからず動揺があったことでしょう。
明らかに試合の流れ、ペースが変わりました。
この試合に関しては審判が壊したと言っても過言ではありません。
世紀の大誤審後は、冷静にこの試合を楽しめる気分ではありませんでした。
Jリーグは早急にこの問題を解明して、今後の改善に繋げてほしいところです。幸いにも、Jリーグチェアマンがこの試合を現地観戦されていたので。何かしら感じることがあったことでしょう。
これでなにも改善させれなければ、Jリーグの進歩を止めてしまうことになります。
Jリーグ全体の質・レベルを高める為にも、誤審問題に真剣に取り組むべき時期がきたのです。
お読みいただきありがとうございました。